隠れ米シタンの思い出

こんにちは。子持ち労働者のモーマです。

最近、愛する米米CLUBが活動しており、日々ワクワクしています。

米米の日」である8月8日には、ベストアルバムも出ました。

実は購入するか迷っているのですけどね。音源全部持ってるし。

音質がとても気になるところです(80年代のCDは音質悪い)

音質さほど変わらずとも、お布施として購入するかもしれません。

 

先日、私はこんな記事を書きました。

mo-ma00.hatenablog.com

 

そう、私は隠れキリシタンならぬ隠れ米シタン。しかも2世。

同世代のファンは少ない。世代の人たちに説明するのも大変。

「どんな音楽聴くの?」「まぁ色々満遍なく」

冷や冷やしながらそんな会話でやり過ごす日々。

そう、隠れ米シタンは生きにくいのであります。

それでも隠れ米シタンとして、静かに且つしぶとく生きるのは

いちばん辛い時期に米米に救われたからなのです。

 

【子どもの頃】

幼少の頃から米米は好きでしたし、幾つかのライブにも行きました。

解散は悲しかったですが、解散後はあっけなく他のものを好きに。

好きではあれど、特別な思い入れはありませんでした。

 

【時は流れて、高校時代】

諸事情あって学校に行けなくなってしまいました。

心身ともにガッタガタ。誰かに相談できる状況じゃない。

そんな私が逃げ込んだのは、地元の図書館でした。

 

そこで出会ったのは1枚のLPディスク。

KOMEKOME CLUB  AU SHARISHARISM TOUR

(英雄伝説)

1991年のライブツアーを収めたLPディスクです。

1991年の時点では未就学児。見たことない。

米米久々だなと思いつつ見てみたところ。

 

ゴージャスなステージに衣装に圧倒的なパフォーマンス。

メンバーもファンも恐ろしい熱量。

これは音楽というより宗教に近いのでは。

 

ボロボロと泣きながら見ました。

(明らかにシモネタな曲「いとしのドミンゴ」まで、何故か泣きながら)

(ちゃんと中身を確認して図書館に置いてるのか不安になりながら)

もう二度と会えないけれど、英雄は確かに存在した。

そう確信したのでした。

 

不思議とこの頃から、学校に通えるようになりました。

辛いとき、何度も何度も英雄を拝みに図書館に行きました。

 

まさか、この後再結成するなんて夢にも思いませんでした!

 

【たぶん、色んな人にとっての「英雄」になっている】

こうやって、私の中で「好き」から「英雄」へなったのでした。

特別な存在。アーティストとしての「好き」を超えている。

 

でもきっと、これは私だけじゃなくて

色んな人にとって「英雄」すなわち心の拠り所となっているのだと

ライブに行くたびに思うのでありました。