若かりし頃の減量話(前編)
「15㎏痩せた」というと女子の食いつきがよいので、そのことについて。
何回かに分けて書いていきます。減量のきっかけ、方法、結論など。
【子ども時代】
私はよく食べる子どもでした。
「おなか一杯」などという言葉を発することがない、ブラックホール系女子。
食べ放題に行けばメニュー制覇は当たり前、カレーなんて3杯は軽い!
幸いにも背が伸び続けましたし、中学校以降は運動をしていたので、大した増量はありませんでした。
【部活引退後】
しかし。部活を引退すると…
(↑大変乱雑なグラフ)
運動量が激減したくせに食事量を減らせず。よくあるパターンですね。
更に受験勉強のストレスで一気にボリュームアップしました。
大学入学後も生活を変えられず、食べる食べる。
体重は右肩上がりに上昇しました。
「ちょっと太ってきたかな。でもみんな『モーマちゃんは背が高いから大丈夫よ』と言うし大丈夫だよね!」
【大学2年の健康診断】
そう思っていた矢先に、大学2年の健康診断の時期がやってきました。
身長・体重を測定された後に
カルテに派手なカードを挟まれました。
大変目立つイエローに、「BMI」と大きく書かれています。
カードを挟んだお姉さんは
「最後に、出口のところにあるブースに寄ってください」と言いました。
BMIって何だったっけ、と思いつつ進みました。
【例のブースに】
最後に、出口のところにあるブースに。
何のブースとは明記されていないのですが、全体的に太い。
そしてみんな漏れなく、例のBMIカードを挟まれている。
ここにきて初めて、「やっちまった」と思いました。
「思い出した!BMIはデブ発見器的なアレだ!」
BMIと書かれた黄色のカードを持たされ、全体的に太い集団の中に入り、自分もこの太い集団の一員だという現実を突き付けられて、やっと、やっと。気づいたのです。
背が高くてもデブはデブなんだ、良識ある人は思っててもそれを言わないんだ、と。
つづく。